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架空創造地図描画日記2020[No.6838]

 何だか最初から鉄道に肩入れしているような流れで、クルマ社会に否定的に思えてしまったかもしれないが、くれぐれも短絡的な誤解は勘弁願いたい。そもそも鉄道マニア一辺倒ならば、道路標識サイトを18年も同時運営しているわけが無かろう。
 作者は親がプロドライバーで、幼少の頃から自家用車の助手席を占領して外の景色を眺めて育ったのであった。当然ながらミニカーもよく買ってもらったわけで、カレンダーの裏や厚紙で道路や信号や標識を作って転がして遊んでいた。同じ歴史をたどったクリエーターは少なからず居るだろう。
 一方、鉄道マニアになったのは、当時小3だった1980年に同級生のマニアに影響されて以降である。当時は既に国鉄の赤字問題が表面化していたが、まだ損得勘定を抜きにして全国ネットを展開していた。1983年10月22日に北海道の白糠線が廃線になる直前には、在来線だけで242路線あったが、何も資料を見ずともこの文は書けた。ネットワークがMAXの時代に、小学生の柔らかい脳味噌でそれを覚えまくったのであったが、当時の全路線の起終点ぐらいは今でも覚えている。

架空創造地図描画日記2020[No.6837]

 人口設定は地図上に直接記される要素ではないので、後でいくらでも調整できるから、ここでとりあえず置いておく。オブジェクトの記載に大きく影響が出るのは交通網の設定なので、いよいよその議論に移るとしよう。もっとも、架空地図のクリエーターの誰もが最初に入り込むのは鉄道と道路だろうから、それに従うとする。
 さて、現実世界のこれらの現状をざっくり書けばどうなるか?鉄道は旧国鉄時代に形成されていた全国ネットワークが、各地で崩壊し続けて劣化が止まらない。一方、道路網は地方の隅々まで高速道路のネットワークが形成され、昔からの幹線道路も高規格化されて安全かつ快適に通行できるようになった。モータリゼーションという言葉や時代背景に行き着くといえばそれまでだが、政府が経済の発展という名目で自動車産業とグルになって、結果的に鉄道つぶしにつながっているというのが実態だろう。100%クルマ社会の外国のどこかの尻を追っているかのようだが、地理的な環境がまるで違うのでは根本的にズレているだろうに…。

架空創造地図描画日記2020[No.6836]

 当時の首都機能移転の機運に作者もつい先走ったが、首都を大都から移転させる気は起きなかった。その代わり、首都機能を分散させるべく、富居と形に新幹線をつないで「新都心」と紙の地図に記した記憶はある。但し、それが現存しているかどうかは不明である。
 デフォルト設定の新基準により、首都機能は昔も今も首都:大都の一極のままということになった。これで富居も形も普通の地方都市になったが、どちらも新都心の設定をきっかけに100万都市にした歴史がある。さて、その処遇をどうするか?
 富居は礼愛地方、形は魁国地方に位置ずるが、どちらも新都心かどうかには関係無く、その地方の中枢を担う重要な都市である。ならばわざわざ人口を減らす操作はしなくてもよかろう。形は月本國発祥であるが故の威厳があるので全く問題無い。富居は海に囲まれた礼愛地方の内陸の盆地というオリジナル要素の強い地形だが、こちらも設定上の歴史は形や大都に準ずる古さである。本州から海を渡った向こう側にも政令指定都市ば実在するので、その流れを見本にすればよかろう。

架空創造地図描画日記2020[No.6835]

 現時点でリメイク中の月本地図新版(仮)の下書は、超現実的の中にオリジナル要素が混ざっているような感じである。地形設定作業中はこのままとりあえず続行するとして、後でオリジナル要素を断腸の思いで取っ払うとするか…。地形と河川はそのままにして、人工的なオブジェクトを2つ用意するわけだが、地図上に表記可能なものは限られるので、外見上は部分的に変わる程度だろう。
 さて、当局の架空地図の歴史の中で、ド現実から明確に逸脱したのは一体いつだったのか?鉄道路線を過剰に伸ばし続けたマニア全開の黒歴史は除外するとして、やはり前述の遷都論や首都機能移転の議論が起きた時代までさかのぼるだろう。となると、昭和末期~平成初期の頃ではないかと思われる。当時は東京の首都機能を移転させるべく、富士山麓や北上盆地等複数の候補地が挙がっていた。ざっくり30年以上も前の話だから、現在架空地図の描画に没頭しているクリエーターの皆様の過半数は知らないのではなかろうか!?

架空創造地図描画日記2020[No.6834]

 ところで、宿題の回答の方はどうなったのやら!?かなりグダグダな展開になってしまった。月本國の各種設定に関する規則は、まだ明確に記すことはできそうにない。だが、月本國では新たな展開が起きようとしている。リアル過ぎるデフォルト設定と、作者の思うがままの主観全開設定…一つの地形を共通として、複数の世界を用意するという計画がここに決定した。これは地形設定を進めたことによって考え付いたことであり、それをしていなければ永遠にたどり付かなかっただろう。
 昨年決まったコンセプト「超現実的異世界」だが、従来は作者の主観的な要素が多々入っていたので、超現実的というには少々弱かったかもしれない。だがこれで真の意味を持つリアル過ぎる架空世界になるということか!?何はともあれ、まず最初にこのつまらない現実世界をバカ正直に再現して、それを月本國のデフォルト設定にすることから始まるわけである。だがどんな世界にしようとも、大地(地形)は不変である…というのが、モチベーションを維持するせめてもの救いかもしれない。

架空創造地図描画日記2020[No.6833]

 人口設定は交通網にも影響する。過疎地に鉄道網が必要以上に整備されていても採算が合わないし、逆に人口増加地域が広大な鉄道空白地帯だと道路網だけでは追い付かないだろう。一方、今では高速道路網が全国の隅々まで整備されつつある。もっとも、地方の過疎化が進む地域で採算を度外視して必要以上に伸ばしている印象も強いが、それが現実世界で行われているというならば、架空世界でもデフォルト設定として従わなければならないということか…。
 10周年時の旧版地図では、高速道路はまだ大して整備されていない状態であった。新版では主要都市間の連絡を図るべくぼちぼち整備しているが、現実世界に比べるとまだ少々控え目かもしれない。ただ、一般国道は旧版で峠越えの未開通区間だった路線まで再整備する傾向で進めている。

架空創造地図描画日記2020[No.6832]

 人口の設定は、通常の地図上には直接記されるものではない。だが、これを変えてしまえば、地図の変更も避けられないだろう。月本國の場合、人口データベースは開国10周年時に作成したものだが、社会情勢を更に現実的に近付けるならば、今後見直しが必要になるのは避けれられない。ただ、それ以前に今は全国的に地形設定を施している最中なので、同時にその作業結果も考慮しなければならない。
 地形設定作業は、既に大雑把に設定済の人工的なオブジェクトに縛られることなく、自然に逆らわずに進めている。よって、想定よりも平地が少なくて山ばかりの自治体ができる場合がある。常識的には、人口の多い都市の形成には、ある程度広大な平野を必要とするので、このような地形では人口の多い都市になるのは難しい。地形設定ではあらかじめデータベースを参照しながら作業を進めてはいるが、あくまで自然のなりゆきを優先させているので、やむを得ずに人口の設定を間違えてしまう事態も発生する。それがどうしても難しい場合は、川の合流地点を河岸段丘や盆地にしたり、火山灰を堆積させた高原にでもすれば、それなりの平地は確保できるものである。

架空創造地図描画日記2020[No.6831]

 地方の人口減少が大きく進んだと思われるのは、21世紀の始めの頃であろう。東京の一極集中に加えて過疎化と少子化の影響も重なっている。この頃に自治体の大合併が進んだわけだが、「月影の駅」の時代背景はちょうどこの頃の設定である。昨年出したリメイク版では、本編の後の物語でこの問題を激論するイベントもあるのだが、リメイク後のDL数は微々たるものなので、ほとんど知られていない。
 当時の大合併の基準では、合併によって人口3万人を越えれば都市になれたのだったが、そうして成り上がった都市も、10数年経った今では多数が2万人台に落ち込んでいるだろう。2万人を割っている都市も当たり前に見られるし、6000人程度が目安と思われる町も、今では2000~3000人程度のデータが当たり前に見られる。都道府県だと一番少ない鳥取県は、既に船橋市や川口市に追い越されている、世田谷区が山梨県より多いのも異常である。

架空創造地図描画日記2020[No.6830]

 実際に地方へ遠征してみると、いつも人間が居なさ過ぎる現実を思い知らされる。東京は24時間365日人間だらけでウンザリするほどなのに、地方は平日朝の通勤時間帯でさえ、列車は余裕で座れてしまうし、駅前を歩く人間もまばらである。実際はみんなマイカー通勤しているので、駅前から離れた幹線道路は東京以上にクルマだらけなのだが、バイクも自転車も少ないし、歩道を歩いている人間はほとんど見当たらない。要するに住民の顔が直接見えてこないわけである。今はコロナの影響でもっと少ないだろうが、通常に戻ったとしても、このまま限界まで減り続けて遠い未来には誰も居なくなってしまうのではないか!?と思うほどに危機感がある。
 月本國の人口データベースは開国10周年時に公開したが、既に地形設定によって不自然な数値も挙がっているので、既存のデータの見直しや10年後の推移を設定する必要がある。当初は現実に忠実にデータを設定したつもりでも、当時から首都圏の一極集中がたびたび問題視されていたので、独自設定で首都機能の一部を形や富居やその他数か所に分散して、地方を若干多めにしていた。今になってこれを超現実的に見直したら、作者自身が嘆き悲しむデータになってしまうのは確実だろう。

架空創造地図描画日記2020[No.6829]

 デフォルト仕様の月本地図及びそれに関連する設定…。考えただけで現実世界の無策ぶりに気が滅入るのだが、何はともあれ、後で別設定を施したくなるものは多い。まずはこれがすべての元凶の始まりな気がするのだが、30年ほど前に一時期話題になった遷都論や首都機能分散構想である。こんな前の話では、まだ生まれていないクリエーターも多いだろう。今振り返ればもうそんな前の話だったのか!?と思うほどだが、事実こんな議論が過去に現実世界で起きたことがあった。・
 そもそも当時この構想が出たということは、この時代には既に東京の一極集中が問題視されるほど加速していた。だが現実には結局ろくに議論されず、この構想は放置されて流れた。その結果、人口データベースを参照しても明確だが、現在も人口は東京に一極集中する一方で、逆に地方では主要都市でさえ減る一方である。特に離島や農村部やメインルートからはずれている地域の過疎化が加速している。東京近郊でさえ高度経済成長期に造成されたニュータウンは、交通が不便だとゴーストタウンと化している場所も多い。

架空創造地図描画日記2020[No.6828]

 本日更新のスクロールマップ(仮)では、首都:大都から東郷平野を突き抜けて月本海側の交通の要所:小津へ達する、東西道最大の難所である賀知越えルートが完成した。同時に北天地域がすべて完成し、小津と形を結ぶGR形本線・天魁自動車道のルートも全通。東郷地方はいよいよ生川県と和泉県を残すのみとなった。
さて、月本地図を各種創作の世界観として提供するのであれば、やはりデフォルト設定では現実世界に極力近付けることは避けられないか…。それにしてもこのつまらない世の中にバカ正直に従わなければならないとは、あまりにも抵抗があり過ぎる。だけどデフォルトの世界を用意しておくとして、その後でクリエーターがそれぞれの思いのなすがままに地図や世界観をいじくりまわすのは一切自由である。そこで作者自身のなすがままに作り変えてしまえばいいのではないか!?
 結果的には二度手間になってしまうわけだが、ただでさえ時間が足りないというのに、この計画は無理があるのではないか!?それでも今後の地図の使用目的を考えれば、遠回りでも妥当な選択かもしれない。前述の羅列の中で地図上に記されるオブジェクトといえば、鉄道路線の名称と線形や駅の数が依存するか…。それでも地形は天変地異や異星人が襲来して暴れない限り、どんな世界観だろうが共通なのが幸いである。てことは、地形だけの地図データを使って原始時代の世界観の創作なんてのもアリってことか!?

架空創造地図描画日記2020[No.6827]

 月本國で導入してみたい、日本には無いと思われる設定は一体どのくらいあるのだろうか?ブログではちょこまかと書いた記憶はあるものの、実際に全部並べた記憶が無い。後から出てくるかもしれないが、とりあえず搾り出してみるとするか…と思ったら、鉄道関連だけでかなりの数が出てしまった。とりあえず今日はそれだけ…。
 GRグループ在来線の全国ネットワーク固辞。
 軌道の高架化・高規格化による特急の高速運転。
 空港と市街地とのアクセス路線強化。
 都市部の駅間を縮めて近距離輸送の強化。
 鉄道路線の上下分離。
 貨物輸送の安定。
 無人駅のICカードタッチパネルをワンマン運転列車内に設置。
 ……鉄道に関して思うところはまだいくらでも出てくるが、後の方は地図に表記できない要素が並んでしまったので、このくらいにしておこう。

架空創造地図描画日記2020[No.6826]

 かつて作者が土木科の大学を目指した理由は、都市工学や交通工学を学ぶためであった。それは現在の創作にもつながってはいるのだが、当時これらをピンポイントで重点的に学習できたのか?といえば、実はそうではなかった。作者は両親が戦前生まれだが、団塊ジュニアと同じ土俵で史上最大の受験戦争に巻き込まれ、二浪の果てに辛うじて受かった大学に進むしか選択の予知が無かった。大卒後は色々な理由でIT業界を目指して独学するも、そこで未曽有の氷河期に直撃して就職を果たせなかったのであった。
 そんなこんなで、現在まで暗黒時代が延々と続いている。月本國の設定には、地図に表記される交通網や表せないものまで全部含めて、かつて果たせなかったことを色々設定したくてたまらない。それをやってしまうと想像地図ではなくなってしまうというのなら、どうせワンオペだしこのまま除名されてもいいか…。

架空創造地図描画日記2020[No.6825]

 ところで、月本國内には日本国という架空地図を描いている月本人が存在し得るのか?この問いかけには延々と悩まされている。「完璧に日本を描いているか?」という条件下の場合、YesかNoかという二択に絞るならばNoかもしれない。とはいえ、これを「月本に近い架空国家を描いているか?」に置き換えるならば、架空地図を描きたくなる人間なんか一人や二人や三人や四人は必ず居るだろう。
 そもそも現実・架空を問わず、手元に紙とかPCとかがあって、その世界の地図が身近にある環境ならば、そんな奇特な人間は必ず出現するに違いない。だけど架空地図やら想像地図やら称されているこのジャンルの創作には、何か明確な定義はあるのか?ただ漠然とフィクションの地図を描けば、それがすべて該当するのではないか?と思うわけだが、他はそれぞれ作者の考え次第でどうにでもなるだろう。

架空創造地図描画日記2020[No.6824]

 現実世界にあるけど架空世界に無いものは、作者が架空世界で設定しなければいくらでも成立し得るだろう。それに対して、架空世界にあるけど現実世界に無いものはどうだろうか?当局のルールに従うならば、現実世界を超越しない科学技術の範囲内で、理論上存在可能と作者が判断するならば、設定することはできるかもしれない。但し、それはあくまで作者が判断を下すことであり。実際は技術的に難しい等の理由で存在し得ない可能性もある。
 さて、架空世界のクリエーターにとって、常に起こり得る問題が現実世界と架空世界との対称性だそうな。この宿題が長い間まとまらずに悩み続けているが、要するに上記の例では、いずれかの世界の人間にとって不確定要素が発生してしまうわけで、そこに作者の判断という主観的な介入が起きてしまう。なるほど、そういうことか…。
管理人

ごとりん

  • 著者:ごとりん
  •  架空想像国家「月本國」の全国地図描画作業を地味に続けている貧乏クリエーター。このブログの毎日更新が途切れない限り、無事に生存しているものと関知して下さい。
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 又、連載物「RPG制作雑記」「徒然なる200x裏技集」(↓のカテゴリーで★が付いているもの)等のwardファイル版過去ログを扱っています。このblogの過去ログが読みにくい場合は是非御利用下さい。
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